「いつか見た雲」 作詞作曲:アケンコ
 

たしかこの辺りにコミックをいっぱい置いた

喫茶店がありませんでしたか

いつのまにかフィットネススタジオに

変わってしまったんですかね

 

※東の空から元気にのぼった太陽も

夕方にはこっそりと消えてゆく

でも移動してるのは太陽ではなくて

本当は君の方なんだよね

 

 いつか見た雲 どこかで見た空

 見ようによってはヨガのポーズに見える

 

テレビではスクランブル交差点の人だかり

そんなにも珍しいものかな

殺人者にはならずに暮らしているよ

得意げに話していたね

 

とっておきの韓国映画の続き

監禁された血みどろの女

ナタをふりまわす黒ずくめの私

スマホが鳴ってまた一時停止

 

いつか見た雲 どこかで見た空

 見ようによってはブルーシートに見える

 

たしかこの辺りに真っ暗闇の井戸が

そのあたりにありませんでしたか

ペンライト口にくわえ這い上がってきた

やっと生まれてきたんだからね

 

 ※

 

いつか見た雲 どこかで見た空

 見ようによっては広い海にも見える

 

駅の改札を出るカフェはどこもいっぱい

広場ではクリスマスの演奏

地下道を抜けて大通りを歩く

イルミネーションは去年よりもまぶしい

 
「折りたたみ」 作詞作曲:アケンコ
 
なんだかちょっと重たいかな 
身勝手な書き込みのほうが楽だな
何故こんなふうに考えてしまうのかな
これだからほんとに人間てさ
 
だから声も聞きたくもないんだ
折りたたみそっとしてくれないかな
ずっとさっきまで曇ってた窓の外が
いつのまに晴れててズルいな
 
ほんとは似たところあるかな
似てるから嫌なところ許せないのかな
どうせ壊れそうで捨ててきた折りたたみ傘
後になっているのは知ってた
 
もう既にオゾン層は破壊され
まるで食い散らかしたバームクーヘン
紫外線は今にも爆発しそうなくらい
トドみたいにぶくぶく太っている
どうせアナタやボクやこの世界も
そのうち全部削除される
どうせ一つ残らずきれいさっぱり
完全に拭い消し去ってくれるだろう
 
なんだかちょっと重たいかな
身勝手な書き込みのほうが楽だな
何故こんなふうに考えてしまうのかな
これだからほんとに人間てさ

「みんな、あの世  作詞作曲:アケンコ

 

仲間を裏切り身内を欺き登り詰めた地位

この国で一番のビルにオフィスを構えた

舞い込むビジネス舞い上がる日常 昼も夜も渦巻くネットワーク

この国で一番のビルにオフィスを構えた

 

01(レイコンマ1キロ)競い合うためのモデル達のクラブ

食事制限極端なダイエット真夜中のデリバリー

「負けられないから…」焦りは禁物ヤバイデザート見映えするインスタ

食事制限極端なダイエット真夜中のデリバリー

 

怪しげなセミナー運ばれるコーヒーほとんどはでまかせ

もっともらしく堂々と語り騙したが勝ち

頷いてるのはわかってない連中 わかってるふりだけの質疑応答

もっともらしく堂々と語り騙したが勝ち

 

安値でおとしてうすっぺらリフォーム高値で売りさばけ

当たり前の基本だそれて何度でも転がせ

上司に相談「向いてないかも…」根性無い奴はさっさと出ていけ

当たり前の基本だそして何度でも転がせ

 

セクハラスキャンダル追い詰められ もう駄目だと思った時

救いの手が背中からそっと伸びてきたらしい

我が国を動かす重要なポジション仮面剥がされふてぶてしく居直る

救いの手が背中からそっと伸びてきたらしい

 

一番のオフィスも食事制限も怪しげなセミナーも

うすっぺらリフォームもセクハラスキャンダルも

そんなふうにしのぎを削り合い そんなふうに寄り添っていた

だけどもうそれも昔 今はみんなあの世

 

「空港に向かう」   作詞作曲:アケンコ

 

晴れわたる空に空港に向かう 離れて競い合う燕

どこまで行くのとモノレールの中 高層ビルの建設がいそぐ

 

夢に似ていてどこかしら違ってあたり前だと気づく

 

  何かはじまりそうな空の青さの下

  何事もうまくいくnanana…

 

桜色の花びらまた咲くころに ゆっくり会おうと言おう

次のトンネルを出てホームに着けば それ程時間は余っていない

 

心のどこかで空っぽな感じで小さなリュックを渡す

 

  何かできちゃいそうな午後の陽射しの中

  何故かうたた寝をして

 

空に揺れるフューチャーフィクション

さらにサイエンス フィクション

 

  何かはじまりそうな空の青さの下

  何事もうまくいくnanana… nanana…


LIVE SCHEDULE

2019/5/14
「アピア40ライブ」
アピア40
19:20 start

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「遠雷」
 
作詞作曲:アケンコ
 
遠雷 遠くの空に光るね
そしていつかの胸に刺さるね
遠雷 遠くの空に光るね
そして誰かの胸を焦がすね
 
はじめてなのに慣れた青空
手のひらを覗いたらいつもあの空
ひと回り強くなれてやいないか
思い違いでもいい嬉しくなるね
 
遠雷 遠くの空に光るね
そしていつかの胸に刺さるね
遠雷 遠くの空に光るね
そして誰かの胸を焦がすね
 
本来であればこうなるはずと
思い巡らせても同じ風が吹く
傷を負ったのはお互いの心
薄い青に染まった未熟なトマト
 
 地球がいつも震えてるのは
 心のプレートぶつかるせいね
 向こうの空とこちらの空と
 似てる景色を眺めるだけね
 
遠雷 遠くの空に光るね
そしていつかの胸に刺さるね
遠雷 遠くの空に光るね
そして誰かの胸を焦がすね

 

「青い空」

作詞作曲:アケンコ

青く青く広く澄み渡る空
ひとりで包まれても
そんなに嬉しくないよね
 
ましてや夏の夜の華やかな花火
ひとりで眺めても
どんなにつまらないだろう
 
※大事なことだから言葉にしましょう
 小さな声で話しましょう
 どんなに素晴らしい朝食があっても
 一人っきりじゃ物足りないから
 
 アーオーオー 青い空
 ただそれだけのことなのに
 
この世の中はいつも思い通りじゃない
優先すべきことは
必ず見つかるはずだから
 
これまでの生き方を軌道修正するには
それ相当の覚悟が
確かにいるものなんだよ
 
 大事なことだからこの空と話そう
 小さな声で話しましょう
 どんなに賑やかな街を歩いても
 漂うだけじゃ面白くないから
 アーオーオー 青い空
 ただそれだけのことなのに
 
 

「かげろう」

 作詞作曲:アケンコ

 

あの日の遠足には

持っていけるものがあった

300円分のおやつと帽子とリュックサック

ハンカチにタオルそしてお弁当だった

 
溶けてこぼれだすコンクリート
暑さでねじ曲がった鉄筋
不正と賄賂いつもの談合
取り繕うように幕引き
 
またか またか
かげろう
 
あの日の試験には 
持っていけるものがあった
HBあるいはBの鉛筆かシャーペン
腕時計に消しゴムそして受験票だった
 
新聞紙に包まれた救済
先の鋭く尖った傘
都心突き刺し全員死刑執行
終わってないのに幕引き
 
またか またか
かげろう
 
いずれはあの世にいく
持っていけるものはなに
パソコンやスマホ預金通帳なんかじゃない
家やギターや地位や名誉なんかでもない
 
 
「自分にぴったりの場所」
 作詞作曲:アケンコ
 

今日は曇りがちだけど

傘はいらないね

もういつもの電車にも

乗り飽きたみたいだ

東京に来た当時は

なんかわくわくしてたね

コインで削って

3つ揃ったときよりも

ただいまって 東京dreaming

 

憂鬱そうにみえるけど

それ程じゃない

むしろなんか楽しんでる

ほうに近いんだ

だいたいの不満はこうやって

歌にしちゃってさ

体の中からすぽっと

抜き取ってしまうんだ

ただいまって 東京dreaming

 

家を出るときには

右足から出たほうがいい

朝塩を一つまみ水に

溶かして飲んだり

自分にぴったりの場所

探していたと思う

あるいは空気みたいに

手をつないでられるような

ただいまって 東京dreaming

 

思いがけずゲリラ豪雨

やれやれ雨宿り

よろしかったらどうぞ

傘を差しだしてくれた

自分にぴったりの場所

探していたと思う

あるいは空気みたいに

手をつないでられるような

ただいまって 東京dreamin